妊娠中に赤ちゃんのいるおなかが大きくなってくるにつれて、寝る姿勢が取りづらくなる方が多いです。
お腹が大きくなると腰への負担もあり、仰向けで寝ることはしんどいので体を横に向けて寝る姿勢が良いとされています。
抱き枕なんて必要あるの?と思っている方もいるかもしれませんが、あるとないとでは寝心地や体の楽さが違いますよ!
どんなものがオススメなのかも選び方をご紹介していきます!
妊娠中に抱き枕はいつから必要?
妊娠中は眠りづらい⁈
妊娠してお腹が大きくなるママの体には様々な負担がかかっています。
お腹の重みで仰向けに寝ると苦しくて寝られませんし、うつ伏せは論外です。
妊婦さんの楽な寝る姿勢として推奨されているのが横向きのシムスの体位です。横向けになり右を上に向くように寝ると体の負担をやわらげ、老廃物を排出しやすくなりむくみづらくなると言われています。
それでもお腹が大きくなると足でお腹を挟んでしまったり、腰痛で寝やすい姿勢が取りづらくなります。
また、大きくなった子宮に膀胱が圧迫されるため、尿の回数が増えてきます。夜中に何回もトイレに行く方もおり、眠りも浅くなります。
大きなお腹を支え、ママの体の負担を減らすために抱き枕を重宝している方が多いようです。
抱き枕はいつから必要なの?
抱き枕はお腹が大きくなってきたり、腰痛を感じやすくなる妊娠中期頃から必要と感じる方が多いようです。
1番使うのは、やはりお腹が大きくなってくる妊娠8ヶ月以降です。
お腹が大きくない時は仰向けに寝ても、寝苦しいと感じることが少ないですし、横向けに寝てもお腹が潰れてしまうことはありません。
中にはつわりが辛く、寝るときに使うと楽になって重宝した、抱き枕を早くから準備しておいて良かった、という方もいらっしゃいます。後に絶対買うと決めているのであれば早くから購入しておいても良いと思いますよ。
抱き枕なんてなくても良いのでは?
抱き枕なんて後で使わなくなるし、場所も取るしなくてもいいんじゃない?何かで代用できるのでは?
と思っている方もいるでしょう。
私もそう思って、一人目妊娠の時には抱き枕を買いませんでした。しかし、出産後に授乳クッションが必要になり購入することになったので、こんなことなら妊娠中に授乳クッションにもなる抱き枕を買っておけば良かったと思いました。
私の場合は、お腹が大きくなってくると横向きの姿勢で寝ても、なかなかよい寝る姿勢になれず寝苦しく感じたり腰が痛いと感じるようになりました。家にあった布団やクッションを足の間に挟んで寝ると少しは楽になったのでそのまま出産まではそのように寝るようにしました。
後から思うと、抱き枕を使ったらもっと楽に眠れたのかも、と思ったりもしています。次に妊娠したら抱き枕は絶対買おうと思っています。
人によっては、私のように布団やクッションで代用できるからいらない、という方もいると思いますので、絶対に必要なものとは言い切れません。
授乳クッションを買おうと思っているなら、抱き枕を買うことをオススメします。
妊娠中に効果がある抱き枕の使い方は?
やはり抱き枕は寝る時に使うと妊娠中の不快症状を緩和することができ、ぐっすり眠れるという効果が期待できます。
抱き枕を使った眠り方
寝る時には、体の左を下にして横向けに寝るシムスの姿勢が良いとされます。
【シムスの姿勢のやり方】
1.ややうつ伏せ気味に横になる
2.下側になった足(左足)を少し後ろに下げる
3.上側になった足(右足)は少し前に出して曲げる
4.下側の手は背中の方に回し、上側の手は前の方に置く
この姿勢は抱き枕なしの場合の姿勢です。
画像引用:妊婦はじめました
抱き枕を使うとより体の不快症状をより和らげることができるのです。
抱き枕を使ったシムスの姿勢はこのような感じです。
画像引用:シムス位.com
上側の足と手を抱き枕に抱きつくだけで、楽な姿勢になれるなんて、妊婦にとっては嬉しすぎますね!
こうすることで手足などのリンパの流れが阻害されることなく、むくみの防止にもなり、安眠しやすいと言われています。
足のむくみ解消にも◎
妊娠中には血液量が増えたことと、大きくなった子宮に圧迫されて体の巡りが悪くなりむくみやすくなります。
足がむくんだままだと、痛くなったりつりやすくなります。
むくみを感じた時には、座ったり寝転んだ時に足の下に抱き枕を置くとむくみを解消できる効果があります。
赤ちゃんが生まれてからも使える
多くの抱き枕は、授乳クッションにもなるように作られています。
妊娠中にはママが抱き枕として使いますが、出産が終わっても赤ちゃんの授乳クッションとして使うことができます。
赤ちゃんがおすわりするようになってきたら、赤ちゃんの体が倒れないようにサポートするのにも使えます。
もちろん産後の睡眠中に抱き枕としても使ってください。
妊娠中に人気の抱き枕は?選ぶポイント
妊娠中に使う抱き枕はいろんなお店に売っていますし、ネットショップで見るとたくさんの商品があり買う時に迷ってしまいそうです。
買う時に選ぶポイントをまとめましたので参考にしてみてください。
抱き枕を選ぶポイント
多機能のもの
産後も授乳クッションとして使えるものがオススメです。妊娠中だけでなく、産後も長く使うことができますよ。
へたらないもの
足に挟んで使うので、柔らかいものよりも、しっかり詰まったクッション性のあるものが良いでしょう。
へたって厚みがなくなると使いづらく、体のサポート力もなくなるので、しっかりしたものが◎
洗濯できるもの
カバーだけでなく、中のクッション部分も丸洗いできるものが衛生的でよいですよ。
よだれや汗がついてしまっても洗えるので安心。赤ちゃんが使うようになるとさらに汚れやすくなるので、いつも清潔にしていられますね。
肌に優しい素材のもの
妊娠中は肌が敏感になりやすいです。また、産後は赤ちゃんが使うことを考えると肌に優しい素材のものを選びたいですね。
また、寝る時は汗をかきやすいので吸水性のあるものが良いでしょう。
おすすめは、綿やガーゼのものですよ!
妊娠中におすすめ!人気の抱き枕
NAOMI ITO ママ&ベビークッションロング
¥7.560
可愛いカバーで部屋のインテリアにも合いそうでオシャレ!クッションもカバーも洗濯でき、カバーはコットン100%です。
詳細はこちら
〈口コミ〉
育児雑誌でよく見るものとは違うものが欲しくて探していたところ、たどり着きました。
とても優しいデザインで癒され、 抱き枕としても使える大きさに満足しています。
カバーもクッションも洗えるのも嬉しいですし、赤ちゃんのお布団も同柄で揃えられたのでよかったです。
今は産前なので、主に抱き枕として使っていますが、折り曲げる部分にクッションが入っていないのが逆によくて、足を絡めた時にフィットしやすく疲れません。
後期つわりと鉄剤の副作用で食後気持ち悪くてなかなか横になれない時も、頭を高くして休むのにちょうど良いボリュームのクッションと固さです。
市販の手芸綿でもボリュームを調整できるようなので、へたらず長く使えそうです^ ^
ECOレシピ オーガニックコットン ダブルガーゼマルチピロー
¥6.980
ママや赤ちゃんの肌に優しいオーガニックコットンを使用した生地です。
抱き枕にするとながいのでしっかり体を支えてくれますよ。
〈口コミ〉
つわりで寝るのも辛かったため購入しました。
適度な固さで体勢保持でき、枕としても気に入りました。
出産入院時も会陰の痛みを逃がすため、病室に急遽持ち込み、退院後も授乳クッションとして愛用しています。
両手フリーで授乳でき、大変楽です。
まとめ
・抱き枕は妊娠中の不快症状を和らげるのに重宝するアイテム
・他のもので代用もできるが、産後も使うなら買って損なし!
・買う時には肌に優しくしっかりしたもの・洗濯できるものがおすすめ!
産後も使う方がほとんどですので、気に入ったものを選んで毎日つかってくださいね(^^)/
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