妊娠・出産・子育てに役立つ情報をお届け!

子育て123




赤ちゃんの病気

新生児黄疸の原因や症状は?家庭でのケアや注意するポイントは?

投稿日:

Pocket

「新生児黄疸」という言葉を聞いたことがありますか?初めてママになった方は出産後に初めて産院で聞いたという方も多いようです。
私もその一人で、初めて出産した息子が黄疸になったので入院中にいろいろ調べまくった思い出があります(^_^;)

今回は、知らない方のために新生児黄疸についてまとめました!




新生児黄疸の原因は何?

黄疸とは?

黄疸とは、血液中のビリルビン(胆汁色素)の増加により、皮膚や粘膜、血しょうが黄色くなる状態を言います。皮膚や眼球が黄色く見えます。

新生児の場合は生理的に現れるものが多いですが、原因によっては病気の場合もあると言われています。

 

新生児黄疸の原因は?

生後2.3日頃から新生児に現れる黄疸を「新生児黄疸」といいますが、ほとんどの赤ちゃんに起きると言われており病気ではありません。ただし、胆道閉鎖症など病気につながることがあるのでを見逃さないよう注意が必要です。

新生児黄疸になる原因は何なのでしょうか?

 

肝臓の働きが未熟

生まれたばかりの赤ちゃんは生理的に多血の状態で生まれます。血液に含まれる赤血球は寿命が短く、赤血球が壊れていくとビリルビンという物質(胆汁色素)が大量に作られます。このビリルビンは黄色の物質です。

しかし、生まれたばかりの赤ちゃんはビリルビンを処理する肝臓の働きが弱いので、すべてのビリルビンを処理することができません。また体の機能が未熟なのでビリルビンをうまく排出する仕組みが出来上がっていません。

処理しきれなかったものが赤ちゃんの皮膚や眼球に現れて黄疸の症状が出ます。
だいたい10日ほどで治ることが多いです。

早産で生まれた場合には、体の機能がさらに未熟なので黄疸が出やすいと言われています。

完全母乳の赤ちゃんは黄疸が長引く

ミルクを飲んでいる赤ちゃんに比べると、完全母乳の赤ちゃんは「母乳性黄疸」といい黄疸が治るまで、約1ヶ月近く長引くことがあります。

これは、母乳に含まれる成分が肝臓の働きを抑えるからと言われています。母乳に含まれる女性ホルモンの影響を受けて、ビリルビンをうまくコントロールできなくなるからと考えられています。

1か月以上黄疸が続く場合は一度病院で相談してください。ほかの原因が隠れていないか調べたほうがいいでしょう。

 



新生児黄疸の症状は?

新生児に見られる黄疸は、ビリルビンの数値を検査して調べますが、見た目にも症状が出ていることがわかることがありますので、以下にまとめました。

見た目で分かる症状

皮膚や眼球が黄色くなる

赤ちゃんの顔や体全身が黄色くなります。赤ちゃんの眼球はとてもきれいで真っ白ですが、黄疸の症状が出ると黄色っぽくなることがあります。

産後1週間の息子です。なんとなく顔が黄色いのがお分かりでしょうか?
特に目の周りが黄色っぽくなっています。
早産で体重2400gほどですが、一緒に退院しました。

 

疲れやすくなる

生まれたばかりの小さくて未熟な体の中でビリルビンを処理するため、体が疲れやすくなっています。通常2.3時間で起きて母乳やミルクを飲むために起きますが、疲れているせいか3時間以上続けて眠ることもあるようです。

息子に黄疸が現れた時にも、放っておくと4時間ほど眠り続けてとても心配になりました。

 

哺乳力の低下

疲れており、母乳やミルクを飲むのもしんどくなってしまい哺乳力が弱くなってしまいます。授乳の途中で疲れて眠ってしまうことも。

 

黄疸のビリルビンの数値は?

出産後は産院で毎日ビリルビンの数値を測って黄疸が現れているかどうかを確認しています。
新生児の黄疸が病的なものかどうかを診断する必要があるのです。

生理的な黄疸(問題のない黄疸)

ビリルビン数値が13mg/dl前後になり、その後、少しずつ5mg/dl(新生児の正常値)まで下がる

 

病的な黄疸

ビリルビンの数値が15mg/dl以上で病的黄疸を疑います。

ただし、低出生体重児(出生時の体重が2,500g未満)の場合は、12mg/dl以上で病的な黄疸と疑う。
ビリルビン数値が高い場合、血液を採取して詳細な検査を行い、病的黄疸かどうか判断されるそうです。

 

長い期間ビリルビンの数値が高いままだと病気の可能性も考えられますので、黄疸がずっと続くときには病気での治療が必要になってきます。



新生児黄疸の家庭でのケアや注意点は?

産院ビリルビンの数値が高ければまた光線治療や血液交換など適切な処置をしてもらえますが、ママが心配なのは退院してからのことです。

退院の時にビリルビンの数値が高いと赤ちゃんだけ退院が延期になることも多いです。

私の場合は、息子のビリルビンの数値がギリギリのラインで、一緒に退院できましたが3日後に再検査するようになりました。そして3日後に再検査して光線治療のため赤ちゃんを産院に預けることになり、寂しさと申し訳なさで涙が出ました。

その3日間はどのようにしてあげれば良いか迷いましたので、どういったことをしたのかまとめました。同じような方は参考にしていただければと思います。

 

母乳、ミルクをしっかり飲ませる

まずは母乳やミルクをたくさん飲んで、黄色、あるいは緑がかったウンチが毎日出ていれば、まずは安心ということが多いです。

母乳やミルクをしっかりと飲んで、便や尿をたくさん出すと血中のビリルビンが早く体内から排出されます。
しっかり飲んでよく寝ることか良いことですが、黄疸が強いと疲れて寝てばかりで起きないことがあります。

【私の場合】

私は産院から、寝ていても飲まないと体重が増えないので、かわいそうだけど起こして3時間ごとに授乳をするように言われていました。

赤ちゃんが上手に母乳が飲めず、時間がかかり疲れてしまって飲む量がなかなか増えなかったので母乳は10分以内にしてミルクを与えるようにしました。飲むのもゆっくりで母乳とミルクで40分ほどかかっていたので、飲むのにも体力がいるようでした。

 

適度に日光浴を行う

もし、赤ちゃんの肌や眼球が黄色っぽくて、気になるときは、休憩や水分補給をしながら10分くらいずつ、日光浴をしてあげてください。太陽光に当てると、紫外線がビリルビンを分解してくれます。

黄疸の治療の一つとして、「光療法」という治療があります。これは新生児を保育器に入れて特殊な光を当てることで、ビリルビンを水に溶けやすい物質に変える治療法です。家では日光に当てることで、この光療法とよく似た効果を得ることができます。

画像:pecoのまたまたマタdlog

ただし、新生児は皮膚が弱いため、直射日光に当てるようなことはせず、必ずレースのカーテンなどをひいて日光浴をするようにしてください。時間は5分から始めて30分程度で十分です。

お部屋を温かくして、できるだけ裸で太陽の光がなるべくお肌にたくさん当たるようにしてあげると効果が高いです。赤ちゃんが熱くなりすぎないように、夏は特に、長時間にならないように気をつけてあげてください。

 

皮膚・眼球・うんちの色に注意

黄疸の観察ポイントは、肌と眼球の色です。肌が黄色っぽかったり、白目が黄色く染まっている場合には、血中のビリルビン値が高い可能性があります。

うんちの色にも要注意です。通常の新生児のうんちは、黄色や緑色などの色素を含んでいます。

赤ちゃんに見られる病気の胆道閉鎖症では、胆道が閉鎖され胆汁を排出できないため、写真は実際の母子手帳に掲載されている便色カードですが1番~3番のような色のうんちが出ます。

白いうんちが出るときには要注意です!通常うんちが黄色いのは、ビリルビンがうんちと一緒に排泄されているからです。白いうんちのときには、ビリルビンがちゃんと出て行っていないことになります。

白っぽいうんちが出た場合には病気の可能性もあるので、すぐに産院に相談するようにしましょう。

 

まとめ

・新生児は黄疸になりやすく、母乳育児の赤ちゃんは黄疸が1ヶ月ほど続くことがある。

・生理的なものが多いが、ずっと症状が続くようなら病気の可能性もあるので病院に相談しましょう。

・退院後の様子をしっかり観察して、白っぽいうんちが出たり黄色さが気になる時はすぐに病院に行きましょう。

 

ほとんどの黄疸は赤ちゃんの成長と共に治ることが多いです。だいたいの赤ちゃんがなることなので、ママのせいではありませんよ!心配な時は一人で考えこまず、産院に相談すると安心できますよ。

関連記事

新生児の便秘の見極め方!原因や解消法は?

赤ちゃんのおくるみはいつまで必要?巻き方や効果、オススメの素材は?






-赤ちゃんの病気
-

Copyright© 子育て123 , 2020 All Rights Reserved Powered by STINGER.