夏の夜は暑くて寝苦しいですよね。
妊娠しているといつもより体が熱く、寝る時の服装には悩んでいるという方も少なくないでしょう。
体を冷やし過ぎてもいけないし、温めすぎると暑すぎて眠れない、なんて方もいると思います。
こちらでは、夏の妊婦の寝る時の服装のポイントや冷え防止におすすめのアイテムや方法などをご紹介しています。
ぜひ、参考にして夏の暑い夜を快適に過ごしていただきたいです!
妊婦は暑がり!夏の寝る時の悩みとは?
なぜ妊婦は暑がり?
夏は妊婦でなくてもとても暑いです!
妊娠中は体温が高くなり、いつも以上に暑さを感じる方が多いと言いますが、その原因は「ホルモンバランスの変化」だと言われています。
妊娠すると体内のホルモンバランスが変化するので、基礎体温は高温期が続きます。
妊娠中はずっと高温期が続くわけではありません。一般的に、高温期が続くのは妊娠15週くらいまでといわれ、16週以降からは少しずつ基礎体温が下がりはじめます。
ただし、基礎体温の下がりはじめる時期には個人差があり、16週より前に下がりはじめる人もいれば、16週を過ぎても高温期が続く人もいます。
お腹が大きくなってくる頃には、高温期ではなくなる方が多いですが、お腹が大きいため暑苦しさを感じる方もいるようです。
夏の寝る時の妊婦の悩みとは?
夏の夜は暑いので寝苦しいですよね。
今は妊娠していない私でも暑いのですから高温期の妊婦さんは特に暑いと感じていると思います。
夏の就寝時には、気持ち良く眠れるようにエアコンをつけたり、扇風機を使っている方がほとんどだと思いますが、「妊娠中は体を冷やしてはいけない」とよく言われませんか?(特に年配の方から…)
確かに、体が冷えてしまうと妊娠中におこるマイナートラブルの原因になることが少なくありません。
- お腹が張りやすくなる
- 腰痛や便秘になりやすくなる
- 足がむくみ、つりやすくなる
- 初期につわりがひどくなる
冷えによってこのようなトラブルが起こると言われています。
特に、足首の冷えは子宮につながるとされているので、お腹だけでなく足首を冷やしすぎなうように注意した方が良いのです。
子宮が冷えによって張りやすくなる
⇒ 切迫流産になる可能性が高まります
体が冷えが赤ちゃんのために良くないと分かっている方は、体が冷えすぎないように夏の寝る時の服装に悩んでいる方も多いと思います。
- 寝る時には暑くても腹巻や靴下を履いた方が良いのか
- エアコンは使わない方が良いのか
- 半ズボンはやめた方が良いのか
- 上半身も冷やさない方が良い?
このような疑問をお持ちの方のために、夏の妊婦の寝る時の服装のポイントをまとめました!
夏の妊婦の寝る時の服装!おすすめの服装は?
妊婦に冷えは厳禁だということがお分かりいただけたと思います。
口コミサイトなどを参考に夏の妊婦の服装を調べてみると、
半袖、半ズボン(または中ズボン)
で寝ている方が多かったです。
妊娠したからといって、妊婦用のパジャマをわざわざ買うという方は少ないようです。
夏に出産される方は入院の時にパジャマが必要になりますので、入院用に準備して家でもそれを着ると良いと思います。
マタニティ用のパジャマは丈が長くなっているのでお腹が大きくなっていても出てしまうという心配がありませんよ。
妊娠前から履いていたズボンはウエストのゴムがきつくなっている方もいると思いますので、マタニティ用のルームウェアのズボンが1つあると役立ちましたよ!
買って良かったおすすめアイテムです。
お腹の冷えが気になる方は、締め付けのない腹巻などを着用すると骨盤や子宮周りを温めることができます。
基本的には、お腹や足首が冷えない服装であればどのような服装でも大丈夫だと思います!
半ズボンやショートパンツで足元の冷えが心配な方は、レッグウォーマーを履くと良いですよ。
足裏は体温調節するために、靴下なとは履かない方が良いですが、足首は温めましょう。
妊婦の寝る時の服装のポイント
・お腹が出ない服(丈の長いもの)
・足首が出る時はレッグウォーマーを活用する
・お腹を締め付けないゆったりとした服装
ワンピ―スタイプのルームウエアを着る場合は、寝ている間にめくれ上がってしまうこともあるので、したにレギンスや薄手のパンツを履くことをおすすめします。
寝る時の服装は素材も大事!
体を熱がこもると暑くて眠りずらくなるので、服の素材にも気を使うとよいですよ!
綿100%のものは、吸水性、吸湿性にすぐれており、寝汗をかいてもしっかり吸ってくれるのでおすすめです。
Tシャツの生地のような感じが洗濯にも強いですよ!
寝る時にもおすすめ!夏の妊婦冷え対策アイテム!
夏の就寝時にも使用できそうな、冷え防止アイテムを見つけました!
口コミ評価が高く、夏にも使いやすそうなものを厳選してご紹介します。
マタニティ コットンシルクはらまき
表はコットン、内側は肌に優しいシルクで作られた腹巻です。
シルクは保温性・吸湿性に優れているので冬は温かく、夏は涼しく使うことができます。
肌にも優しい素材なので、敏感肌の人にもおすすめですよ。安心の日本製!
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【口コミ】
おなかが張りぎみなので、キツかったり、がっちりおさえるタイプは苦手…。そんなわたしに、このやさしいはらまきはぴったりでした。肌にやさしくて、つけた瞬間から、ふわーっとつつまれるようにあったかくなりました。もう6月だし暑くなるからいいやと、油断していましたが、つけてみるとおなかが冷えてたんだわ…と気づきます。もう一枚、洗い替えように購入しようかと思っています!
シルクレッグウォーマー
内側がシルク、表はコットンで作られたレッグウォーマーです。
これなら、ハーフパンツやショートパンツでも足首が冷えることがありません!
夏でも履きやすいと好評の商品ですよ。
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【口コミ】
肌色ピンクを就寝時、黒を会社や外で使用しています。
とにかく柔らかくて暖かい!なぜ今まで買わなかったのかと後悔しています。
ウールのように毛玉にならずかさばらず、軽くてしっかり保湿してくれます。
冬夏問わずに愛用できそうです。
夏の妊婦の寝る時の環境は?体を冷やさず暑さを和らげるには?
寝る時には我慢せずにエアコンを使いましょう
寝ている時にエアコンを使うと体が冷えてしまいそうに思いますが、暑いのを我慢して寝るとぐっすり眠ることができませんし、寝ている時に熱中症になる恐れもあります。
寝ている時にエアコンを使う場合は、高めの28℃くらいにエアコンの温度を設定して使用しましょう。
それでも暑い場合は、扇風機を併用して部屋に涼しい空気を循環させるように使うと良いですよ。
扇風機は直接体に当てると、起きた時に水分不足になり、体がだるくなる原因にもなりますので「部屋の空気の循環のため」に使用してください。
お腹には布団をかける
いくら暑くてもお腹の上だけには布団をかけて眠るようにしましょう。
体に冷えを感じていなくても、布団をかけずに寝ると体が冷えてしまうことがあります。
タオルケットやガーゼケット、など薄手の布団を使用してお腹(子宮まわり)だけは冷えないようにしてくださいね。
保冷アイテムを活用する
最近では、使用するだけでひんやりして気持ち良く眠れる敷布団のマットやシーツが販売されています。
私も使用していますが、寝た時からひんやり気持ちが良く体の暑さを和らげてくれるのでおすすめです。
やわらかいく大きい保冷剤を枕代わりに使用するのも気持ちが良いですよ。
保冷剤をタオルに包んで手で握って寝るだけでも涼しくなるので、保冷アイテムを上手に活用しましょう。
まとめ
妊娠中は体が熱くなりやすい一方で冷えやすい体質になっている方が多いです。
できるだけ涼しい服装を心がけ、お腹と足首だけは冷やさないように腹巻やレッグウォーマーなどを使用して体が冷えないように注意してくださいね。
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