妊娠したら足がつりやすくなった!
という方は少なくないのではないでしょうか?
急に足がつってしまったら、どう対処していいのかわからなくて焦ってしまいますよね。
今回は、足がつった時の対処法、足がつらないようにするための予防法について調べてまとめました。
急に足がつってしまった時にも冷静に行動できるように是非参考にしていただき、快適な妊娠生活をお送りください!
妊娠すると足がつりやすくなり理由は?
なぜ妊娠すると足がつりやすくなるのでしょう。
妊娠前はあまり足がつらなかったのに、妊娠してからつるようになるとどうしてなの?と疑問に思われるかと思います。
まずは足がつるという状態について知っていきましょう。
「足がつる」状態とは?
「足がつる」という状態を「こむら返り」ともいいます。
病名としては「こむら返り」と言われることの方が多いかもしれません。
足はなぜつるのか。
それは、筋(すじ・腱)や脈(血管・リンパ)に栄養が充分に行き渡らなくなることにより起こるのです。
ミネラル不足による筋肉の異常な収縮でもあります。
栄養が行き渡らなくなると、ふくらはぎのあたりが麻痺してしまいます。
妊娠中に足がつりやすい理由や原因は?
では、なぜ妊娠中に足がつりやすくなるのでしょうか?
大きく分けて4つの理由があるのでご紹介していきます。
①ホルモンバランスの乱れ
妊娠中はホルモンバランスが乱れます。
ホルモンバランスが乱れるということは血液のバランスも崩れやすくなっているで、足がつりやすくなってしまうのです。
ホルモンバランスの乱れというのは、赤ちゃんの成長を促すためのものなので必ず妊娠中は起こるということになります。
ですから、多くの妊娠された方が足がつりやすくなるのです。
②骨盤のゆがみ
妊娠後期に入ってきますと、どんどんと骨盤が歪んでいきます。
骨盤が緩んでいるとき足の筋肉は引き伸ばされている状態です。
それを治そうと、ふくらはぎの筋肉は元に戻ろうとします。
この引っ張り合いにより、足に負担がかかってしまいふくらはぎの筋肉は、急激に収縮し始めます。
それにより、妊娠中は座ったり立ったりという少しの動きでも足がつってしまいます。
③お腹が足の血管を圧迫
妊娠中期あたりから、お腹がどんどん大きくなっていきますよね。
お腹が大きくなることは、赤ちゃんが元気に成長している証でもありとても喜ばしいことなのですが、お腹が大きくなることにより、足の血管が圧迫されてしまい下半身の血液の循環が悪くなってしまいます。
④カルシウムやマグネシウムの不足
妊娠中の体は、赤ちゃんへ栄養をたくさん与えるため、お母さん自身の体が栄養不足となってしまいます。
その中でも特に不足してしまうものがカルシウムそしてマグネシウムなのです。
このような理由があるのですね。
足がつってしまうというのは、お腹の中で赤ちゃんが元気に育っているという証拠でもあるのです。
そう考えると足がつってしまうのも、どうってことないかもしれません!
ですが、痛いのは嫌なので・・・。
妊娠中に足がつった時の対処法について知っていきましょう!
妊娠中に足がつった時の対処法4選!
妊娠中に足がつってしまった時の対処法になります。
まずはどのような状態にすれば足が戻りやすくなるのでしょうか?
どういう状態にすれば足のつりが戻りやすくなるのか
まず第一に、ふくらはぎを伸ばすようにしましょう。
足がつった時にふくらはぎを伸ばす方法
腰を下ろした状態で、つってしまっている方の足の指を掴みふくらはぎを伸ばし、掴んでいる足の指を身体の方へ引っ張りましょう。
その状態を8秒ほどキープし、元に戻すという動作を痛みがなくなるまで、繰り返しましょう。
足がつった時に、足のつりを解消するためにできる方法
歩く
足に麻痺が起こると座り込んでしまいたくなるのですが座らずに歩くようにしましょう。
歩くということがふくらはぎも伸び、一番のストレッチになります。
温める
足のつりというのは筋肉の冷えが原因のこともあるので、つっているところを温めるようにしましょう。
一番いいのは入浴して温めることなのですが、つっている時は入浴自体困難だと思うので温湿布を貼るといいです。
マッサージ・足つぼ
つっている部分を優しくさすったり、足のつりに効果的なつぼを押すのもいいです。
筋肉の緊張を解き、血流を促すということを忘れずにマッサージ器具などは使わずに優しく手でやるようにしましょう。
妊娠中に足がつらないためにできる予防方法は?
何はともあれ、まずは足がつらないようにしたいですよね!
足がつらないためにできる予防法をご紹介していきたいと思います。
5つありますので、自分のやりやすい予防方法から生活の中で試すようにしてみましょう!
お風呂では湯船につかる
毎日忙しく、湯船につかる暇もないという方も多いかと思われますがシャワーだけで済まさずしっかりと湯船につかるということがとても大切になります。
湯船につかるということは、血液の流れもよくなり、筋肉もほぐれるのです。
全身欲が難しい場合は半身浴または足湯でもいいので、血流がよくなるようにぜひ実践してみてください。
プラスとして湯船につかっている時に足のマッサージもしてみると効果的になります。
ふくらはぎのマッサージ
入浴後の体がホカホカと温まっている時などにアキレス腱を伸ばしたり、ふくらはぎをマッサージしてみたりしてください。
テレビを見ながらなど、「ながらマッサージ」をするようにしましょう。
軽いマッサージでも血液の流れがよくなり、足のつりの予防として効果が発揮されます。
運動不足の解消
足のつりの予防として適度な運動が最適です。
長時間同じ姿勢でいることは血流が悪くなりよくないので、長時間座っていることが多い場合はたまにストレッチや歩くということをするといいです。
また、ウォーキングなどの軽い運動をすることがとても効果的です。
ですが、ウォーキングもやり過ぎると筋肉に疲れが溜まってしまうので、気持ち良いくらいでやめるようにしましょう。
食生活の見直し
妊娠中の足がつるという症状に関しては、食事で予防することもできると言われていますよ。
どういった栄養を摂ると予防できるのかまとめました。
カルシウム
- 牛乳などの乳製品
- めざし
- ししゃもなどの乾燥した魚介類
- 納豆、枝豆などの豆類
マグネシウム
- ピーナッツなどのナッツ類
- わかめなどの海藻類
- 豆腐などの大豆製品
ビタミンB
- 豚肉
- レバー
- うなぎ など
上記三つの栄養素をたくさん摂るようにしましょう。
寝るときに足を高くする
寝るときの姿勢というのはとても大切になってきます。
寝るときはただ足を高く上げるだけで足がつるということを予防できるのです。
少しだけでいいので、クッションまたは、バスタオルを畳んでいくつか重ねてみたりというのをしてみてください。
足がつるということは、完全に予防するということが難しいのですがこれらのことを試すだけで、症状が緩和されます。
足専用の枕もありますので、こういったグッズを利用するのもおすすめですよ!
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妊娠中はお腹が大きくなりマッサージなどは難しいですよね。
そのような時はパートナーさんに、マッサージしてもらうのもいいでしょう。
足のつりも緩和されますし、パートナーさんとの仲も、日々のマッサージによりスキンシップをとるということでもっともっと仲良くなるかもしれません!
足のつりの予防にもなり一石二鳥ということになるので、ぜひお願いしてみてください!
まとめ
足がつってしまったらとても痛いですし、妊娠中というワクワクするような楽しい日々の生活の中でよく足がつってしまうようになったらとても辛いですよね。
足がつってしまった時の対処法、そして予防法について是非参考にしてみてください!
予防法のマッサージはパートナーさんとのスキンシップにもなりますので、ぜひお試しくださいね。
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