産後に着用する『骨盤ガードル』は出産で緩んでしまった骨盤を元に戻すサポートをするために欠かせないアイテムです!
履くだけで骨盤のケアができるということで、育児に忙しいママにも人気ですね。
昼間は着用するのはわかるけど、夜の寝るときには骨盤ガードルを着用した方が良いのでしょうか?
長時間着けた方が効果がありそうな気もしますが、その効果や注意点など、気になる『寝る時の骨盤ガードルの使用』についてまとめましたよ。
産後の骨盤ケアにガードルを着用しよう!どんな種類がある?
産後には腰痛になったり、恥骨が痛くなったり体のいろんなところに痛みが出るようです。
歩くだけで痛いという方もおり、そういった体の不快症状は『骨盤の歪み』が関わっていることが多いと言います。
産後に緩んでしまったり、歪んでしまった骨盤をもとの正しい位置に戻してあげることで、これらの症状が緩和したり、体形戻しにも効果的なんですよ!
産後の骨盤ガードルにはどんな種類がある?
骨盤ガードルは、腰からお尻周りをぎゅっと締め付けることで、妊娠や出産で開いてしまった骨盤を引き締めたり、歪んでしまった骨盤を正しい位置に戻すためにサポートするためのものです。
骨盤ガードルは大きく分けて2タイプあります。
ハードタイプ:締め付け感が強く、矯正効果が高い
ガードルショーツ:骨盤矯正機能が付いている履くタイプの下着です。履きやすく、ソフトな締め付け感
使用感や、素材、どんな目的で着用するかによってどちらにするか選ぶと良いです。
骨盤ガードルには短時間の着用で使用するものや就寝時の着用はすすめないもの、24時間装着可能のなものなど色々あります。
締め付け感によっては産後いつから使用開始できるかも違うので、どのような効果を期待していかによってガードルの種類を決めると良いと思います。
産後に骨盤ガードルは必要なの?
妊娠中には赤ちゃを支えるために骨盤が開き、出産で骨盤周りの「骨盤底筋郡」が緩んでしまっています。
産後は自然と元の体に戻ろうとしますが、歪んだまま骨盤が固くなってしまったり、骨盤がしっかり締まらない場合もあると言います。
特に2人目、3人目を出産した方や、高齢出産の方は戻りづらいと言われていますよ。
骨盤が開いたまま、歪んだままだと体にどんな影響があるのかというと、
・身体の代謝が悪くなり、脂肪をためやすくなる
・内臓が正しい位置にもどらず、お腹が出やすくなる
・骨盤が広がりお尻が大きく見える
・下半身に余分な脂肪がつきやすくなる
など様々な悪い影響が出ると言われていますよ!
骨盤ガードルは必ず必要なものではありませんが、体の戻ろうとする働きをサポートして、より骨盤を引き締め、正しい位置に戻すためにも骨盤ガードルは履いた方が良いと思われます。
産後の骨盤ガードルは寝る時も着用していい?
産後の骨盤ガードルは夜も着用した方が良いのでしょうか?
ずっと着けていたら血行が悪くなる?
常に着けておく方が骨盤が緩まなくて良い?
いろんな意見があるので、迷ってしまう方もいるかもしれませんので、夜につけるかどうかの参考に!
基本的には夜に骨盤ガードル着用の必要はない
基本的に、寝ている姿勢のときは立っているときに比べ骨盤の負担がそこまでないため、寝る時に骨盤ガードルを着用する必要ないでしょう。
腰痛がひどい、骨盤をガードルで支えないと痛いという場合などは寝ている時にも着用してもよいと思いますが、着けると着けないでは骨盤周りの窮屈さが全く違います。
一日の中で、一番骨盤が緩むと言われるのは夜間に寝ているときだと言われています。
寝ている時に、締め付けられたままだと苦しくてガードルが気になったり、リラックスすることができないこともありますよ。
ただでさえ貴重な睡眠時間ですので、夜に寝る時くらいは着用なしでも良いと思います。
産後の体のためには、骨盤ガードルに頼りすぎない
産後は骨盤周りの筋肉が弱くなっていたり、緩んでいるので骨盤ガードルやベルトを使用して骨盤を元に位置に戻すためのサポートとして着用した方が良いとされています。
骨盤を外から支えてあげることで、弱くなった筋肉の代わりをしてくれるので、産後の尿漏れや腰痛など体の不調を改善してくれる効果があると言われています。
しかし、長時間着用しっぱなし、寝る時も着用するとなると、自分自身の体の筋肉がいつまでたっても強くなりません。
ガードルを着用していてもある程度は戻ると思いますが、自分の体を回復させるためには適度な時間の着用がおすすめです。
寝る時に着用することで体に不調が出ることも
ガードルは補正下着なので、長時間着けると血流が滞る一因になります。
どんなに高性能の物であっても、ソフトタイプの物であっても、骨盤まわりのお腹や足の付け根など、からだのどこかが締め付けられていることになります。
血流が滞ることで、冷えの原因にもなりますし、下半身もむくみやすくなってしまいます。
そういったことから下半身太りになったり、体の代謝が悪くなってしまう可能性もあるといいます。
昼間は起きて動いているので問題ないと思いますが、寝て動かない時間の着用は血流が流れづらくなるのでやはりおすすめできません。
「寝る時専用」のものであれば、締め付け感がソフトなので良いかもしれないですね!
寝る時に骨盤ガードルを着用する場合に注意することは?
夜に寝るときにも骨盤が緩まないように骨盤ガードルを着用したい!というような方は、どういったことに注意すればよいのでしょうか?
ソフトなガードルであれば寝るときでも着用可能!
はじめにお伝えしたように、産後の骨盤ガードルは締め付けが強いものと、ソフトなものがあります。
締め付けが強いものは、効果が感じやすいかもしれませんが、ほとんどのものが起きている時に着用することを考えて作られていますので寝るときに着用すると締め付けが強すぎることがあります。
口コミサイトなどを見てみると、「苦しくて寝れない」「おすすめできないし、あまり効果が感じられない」というような意見が多くありました。
それに比べ、締め付け力がソフトなガードルは24時間着用可能なものもあるので、安心して寝るときも使用することができます。
初めから『夜用』という商品もあるようなので、夜に着けたい方はそちらを使用してみてはいかがでしょうか?
ガードル以外で骨盤ケアを考える
骨盤ガードルは、ガードルは立っているときの姿勢に合わせて作られているものが多いです。
寝ているとき履いても効果は期待できません。
寝るときは骨盤ガードルは履かずに、体を楽に休めてあげるのがおすすめです。
身体を休めながら骨盤ケアをしたい場合にはガードルではなく、サポートパンツなどを利用するのも良いですよ!
寝るときに専用に作られているので、寝ているときに体に負担になることはありません。
まとめ
基本的に夜に寝る時には、骨盤ガードルはしない方が良さそうですね。
中には、寝ているときも骨盤ケアをしたい方もいるかもしれませんので、その時には寝る時専用のものや、パンツタイプのものを着用することをおすすめします。
体の症状に合わせて着用するようにしてくださいね。
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