妊娠前は、むくみ知らずだったのに、妊娠してからむくみやすくなったという方は多いのではないでしょうか?
特に、妊娠中には足のむくみがひどくなる方が多いようです。
足がむくむとパンパンになりとっても痛いですよね…何とかしたいと思っている方もいらっしゃると思います。
マッサージなどでむくみは緩和されるといいますが、お腹が大きくなってくるとマッサージも一苦労です。
食べ物でもむくみを緩和することができるので、こちらでは妊娠中のむくみの原因や、むくみを解消するお勧めの食べ物などをご紹介していきたいと思います!
是非参考にして、むくみを解消し快適な妊娠生活を送ってください!
妊娠中にむくみやすくなる原因は?
「むくみ知らずだった私がなぜむくんでしまったの!」
「元々むくみやすかったけど、妊娠して更にむくむようになってしまった!」
なんて方は多いのではないでしょうか?
妊娠はとても喜ばしいことですよね!
しかし、妊娠中には体になんらかのトラブルが出る方も多く、「むくみ」もその一つ。
特に足のむくみがひどくなる方が多く、むくみと戦う日々で疲れてしまう方もいるはず・・・。
まずは妊娠中に、むくみやすくなる原因について知っておきましょう。
妊娠中のむくみの原因として一番に挙げられることは、羊水や赤ちゃんの栄養分を蓄えるために体の中で血液などの水分の量が増えてしまう事です。
血液中の水分が、体液として漏れてしまい皮下組織にたまっていくことがむくみの原因になるのです。
さらに子宮がどんどん大きくなり、血管やリンパが締め付けられ血液の流れが悪くなったり、ホルモンバランスの変化によっても、むくみは起こるのです。
特にむくみのピークは妊娠後期になります。
そして、他にも妊娠中の生活によって、むくみやすくなる原因はあるのです。
塩分の摂りすぎ
塩分を摂りすぎると、塩分の排出がうまく排出できていない場合にむくみにつながります。
食事を作る際には、塩分を入れすぎないように気を付けましょう。
運動不足
運動をしないと体の巡りが悪くなり、むくみやすくなります。
特に、妊娠中には足の筋力が落ちてしまう方が多いのでむくみがちに。
運動不足にならないために15分でもいいので、家の周りをお散歩しましょう。
不安やストレス
ストレスがかかるとストレスホルモンである「コルチゾール」というホルモンが多く分泌されます。
コルチゾールが多く分泌されると、体の水分の排出がうまくできなくなり体に水分が溜まりやすくなりむくみにつながります。
不安やストレスを抱え込まないように、誰かにお話しをきいてもらったりして上手にストレスを発散しましょう。
体の冷え
体が冷えると、体の巡りが悪くなるので、体に余分な水分が溜まりやすくなります。
体を冷やさないように、クーラーは26度から28度あたりにし、寝る際には夏場でも、お腹のあたりや足元には薄めの布団をかけるようにしましょう。
長時間同じ姿勢
同じ姿勢のままだと、足を動かさないので水分は足元にたまったままでむくみやすくなります。
仕事をまだ続けていて立ち仕事や、ずっと座りっぱなしなどの方は、時間を決めて足を動かすように意識し、上の方に相談をして休憩時間をこまめにいただくなどの配慮をしてもらいましょう。
締め付ける服を着る
体が締め付けられると、体の巡りが悪くなります。
妊娠中は普段着ているお洋服ではなく、マタニティーウェアえお着るようにしましょう。
すぐに手に入らない!という方はふわっとしたワンピースを着るようにするといいでしょう。
以上のことを妊娠生活で気をつけておけば、むくみを最小限に抑えられます。
なるべく、むくまないようにも妊娠中には意識して気を付けておきたいですね!
妊娠中のむくみは食べ物で解消できる?おすすめは?
なんと、妊娠中のむくみは食べ物で解消できるのです!
普段の生活に欠かせない食事。
特に頑張って何か対策をやらなきゃ!と思いながらやることではないので、むくみの解消法としては取り入れやすく、知っておきたいことだと思います。
妊娠中のむくみ解消に有効な成分・食べ物は?
まず、むくみに効果的な成分が二つあります。
カリウム
体の中の水分と塩分の量を調節してくれます。
塩分を摂りすぎてしまった際には、摂りすぎた塩分を体の外へ排出するサポートをしてくれます。
カリウムが含まれている食べ物
- アボカド ・海藻
- トマト ・りんご
- ぶどう ・バナナ
などが挙げられます。
サポニン
利尿作用があるため、体の中の増えすぎた不必要な水分を体の外へ排出してくれるサポートをしてくれます。
サポニンが含まれている食べ物
- スイカ
- キュウリ
- トウガン
などが挙げられます。
「カリウム」と「サポニン」には、むくみに効果的な働きがあるので意識して食事に取り入れましょう!
妊娠中に注意したい!むくみを悪化させてしまう食べ物
先ほどは、むくみを解消する食べ物を紹介しましたが逆に悪化させてしまう食べ物もご紹介しておこうと思います。
むくみの原因というのは、塩分の摂り過ぎが関係していますね。
ということは、むくみを悪化させてしまう食べ物は、塩分濃度が高い食べ物ということになるのです。
皆さんが大好きであろう、「ラーメン」そして、「漬物」や「みそ汁」が代表例です。
そして、健康的な食べ物として長年にわたり皆さんに愛され続けている食べ物「梅干し」もむくみを悪化させてしまう食べ物なのです。
また、魚の練り製品である「かまぼこ」や「はんぺん」
「ハム」などの加工品もむくみを悪化させてしまう食べ物になります。
日常生活でよく食べる食べ物というのは、塩分がかなり多く含まれているのです。
むくみが気になるときには、食べないように気を付けましょう。
自分で料理をする時にも、塩や醤油、味噌などを使いすぎないように注意しましょう。
「出汁」を使うと塩分控えめで美味しい料理になりますよ。
むくみを悪化させる食べもの
- ラーメン
- 漬物、梅干し
- みそ汁
- 練り物(かまぼこ、はんぺん など)
- ハム など
食べ物以外で妊娠中のむくみを解消する方法は?
最後に、食べ物以外でもむくみは解消されるの?と疑問に思う方もいると思います。
むくみは、食べ物以外でも解消されるのです!
その解消方法をご紹介していきたいと思います。
運動不足解消のために無理しない程度のウォーキング
妊婦さんの健康のためにも良いとされているウォーキングはなんと、むくみの解消にも効果的なのです!
体を動かさないと血行が悪くなりむくみの原因となるので、足を動かすということがとてもいいのです。
ただお散歩をするというよりは、手足を大きく動かし早歩きをすると特に効果的になります。
ただし、妊婦ということを忘れず絶対に無理はしないように!
15分、30分~一時間程度を目安にしましょう。
途中でおなかが張ったり、体調が悪くなったらすぐに座って休みましょう。
こまめに水分補給をする
むくみ対策としてあまり水分を摂らない方がいますがしっかりと水分は補給するようにしましょう。
夏場などは熱中症にならないように、また、妊娠中は赤ちゃんの分も水分補給をしましょう。
水分補給をし、こまめにトイレに行くのが大切です。
水分補給と言ってもお水やジュースなどではなく、利尿作用のあるものが良いでしょう。
- ゴボウ茶
- タンポポ茶
- 黒豆茶
などがお勧めです。
これらのお茶は、スーパーやネットなどで簡単に手に入ります!
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着圧ソックスを使用する
むくみ予防のためのグッズがいろいろありますよ。
簡単に使用できる着圧ソックスなど、市販のものに頼るのも大切ですね。
足首からひざ下にかけて圧力をかけ、血液を下から上へ流れるようにするものです。
むくみがひどすぎる場合は、医療用のソックスもあるので病院に相談してみましょう。
足を上げて寝る
足首の下あたりにクッションなどを置き少し高さを付けて寝るようにするだけで、むくみの解消につながります。
あまり高くし過ぎると寝苦しくなってしまうので気を付けてください。
ベストな角度で足を上げることができます。
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むくみを和らげるマッサージ
入浴中や入浴後、または寝る前に足首から太ももへと手で優しく押したり、さすりながら血流を上の方へと流していきましょう。
下から上へ血を流していくということが大切になります。
あまりぐいぐいと押しすぎるのはよくありません。
あくまでも「優しく」ということを忘れずに!
一人でするのもいいですが、パートナーさんにやっていただくのもスキンシップになるのでお勧めです!
このようなむくみの解消法をご紹介してきましたが、
どれを試してもなかなかよくならない、さらに酷くなり顔までパンパンになってしまった場などは早めに医師に相談するようにしましょう。
まとめ
妊娠中に悩まされるむくみの解消法についてご紹介しました。
妊娠中は無理をせずに、むくみを解消できるといいですよね。
是非参考にして、むくみを解消し楽しい妊娠生活をお送りください!
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