毎日便が出るのが理想的ですが、妊娠中は便秘になりやすく、2~3日に1回しか便がでない、カチカチで出にくい、などで悩んでいる方が多いのです。
そんな便秘を解消するのに『青汁』が効果的と言われていますよ!
妊娠中に青汁を飲む効果や、注意点、妊婦におすすめの青汁などをご紹介したいと思います!
妊娠中の便秘に青汁が効果がある?!
妊娠中は便秘になりやすい!
妊娠すると、プロゲステロンと呼ばれる黄体ホルモンの分泌が増え、その影響で筋肉がゆるみ腸の動きが鈍くなります。
また、子宮が大きくなることで、胃を圧迫するようになり、便が出にくくなってしまいます。
他にも
・子宮内に羊水を貯め込もうとするので、体内の水分量が減ってしまう
・初期のつわりで十分に水分や食事が摂れないと便の原料が不足して十分に便が作られずに便秘になる
なども便秘の原因と言われています。
便秘になってしまった場合には、便秘薬を飲んだりする方がいるかもしれませんが、妊娠中はお腹の赤ちゃんのためにできるだけ薬の使用を控えたい方も多いです。
薬に頼らないためにも、普段の食事や生活に気をつける必要があります。
その中でも、飲むだけで便秘に効くと言われているのが『青汁』なのです!
青汁ってどんなもの?
青汁は、大麦若葉、ケール、明日葉などを主に原料にして作られた飲物です。
本来は、辞書には「生の緑葉野菜をしぼった汁」と記されていますが、最近は粉末に水などを加えて飲むものが多くあります。
野菜に含まれるビタミン、ミネラルなどの優れた栄養素が沢山配合されているので、日頃の食事だけでは補うことが難しい栄養素を効率よく吸収することができますよ。
健康面を考えて、意識して飲んでいるという方も多くなっています。
青汁が便秘解消に良い理由は?
青汁の原料である、大麦若葉、ケール、明日葉などには食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維には、『水溶性食物繊維』と『不溶性食物繊維』に2種類があります。
水溶性食物繊維
水に溶けやすく、水に溶けるとゲル状になります。
腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えます。
糖質の吸収をゆるやかにして、食後血糖値の急激な上昇を抑えます。
(昆布、わかめ、果物、里いも、大麦などに多く含まれます)
不溶性食物繊維
水に溶けにくい繊維質で、胃や腸で水分を吸収して大きくふくらみ、便のかさを増やします。
腸を刺激してぜんどう運動を活発にし、便通を促進する働きがあります。
有害物質を便と一緒に排出する働きもあり、大腸がんの予防効果もあります。
(穀類、野菜、豆類、キノコ類、果実、海藻などに多く含まれます)
この二つの食物繊維をバランス良く摂ることで、腸が健康に保たれ、毎日快調に便秘になることもないといいます。
青汁はこの2種類の食物繊維をバランス良く含んでいるので、飲むだけで一度に摂取することができます。
妊娠中におすすめの青汁の効果は?飲み方や気をつけるポイントは?
妊婦に嬉しい青汁の効果は?
青汁には、カルシウム・鉄・カリウム・亜鉛・マグネシウム・β−カロテン・ビタミンB1・ビタミンC・食物繊維・葉酸などが有効成分として含まれています。
では、妊婦さんが飲むと便秘解消以外にどんな嬉しい効果が期待できるのでしょうか?
肌荒れ防止
妊娠中はつわりで思うように食事がとれないことがあり、必要な栄養がとれず肌がカサカサと荒れてしまうことがあります。
青汁にはビタミンCがとても多く含まれているため、肌荒れを予防してくれます。
ビタミンCは肌の成分であるコラーゲンの生成に欠かせないものです。
免疫力を高めてくれる効果
青汁には豊富なβ−カロテンが含まれており、皮膚や粘膜を丈夫にしながら免疫力を高めてくれます。
妊娠中は免疫力が低くなると言われていますので元気な体を維持するためには欠かせない栄養です。
冷え症の改善効果
冷え症が長期間続いてしまうと、身体の新陳代謝が低下していきます。
新陳代謝が低下すると、肌荒れや関節痛、むくみ、肩こり、腰痛、便秘などの症状が表れてきます。
妊娠中はただでさえ便秘や腰痛が起こりやすいので体を冷やさないようにしたいですね。
カルシウム補給
原料である大麦若葉などにはカルシウムが大変多く含まれているため、骨や歯を丈夫にしてくれる効果があると言われています。
妊娠中はお腹の赤ちゃんに優先的にカルシウムも運ばれて、カルシウム不足になりやすくなります。
普段の食事でもカルシウムをたくさん摂取できるように心掛けたいですね。
貧血の予防効果
妊娠中には血液の濃度が薄くなり、貧血になりやすくなります。
大麦若葉には血の要素であるヘモグロビンをつくる鉄が大変多く含まれているため、貧血の予防に効果があると言われています。
青汁の飲み方!1日の量や回数は?
青汁の1日の飲む量や回数は、飲まれている青汁によって異なります。
飲まれる青汁のパッケージに1日2回、3回などその青汁の1日の摂取目安量が記載してあるので、それに従って飲むようにしてください。
この摂取目安量は「最も青汁の効果を効率的に得るために企業が定めた目安量」になります。
たくさん飲んだからといって、良い効果があるというわけではありませんよ!
人間の体は大量の栄養素を一度に吸収することはできませんので、過剰な栄養素は尿と一緒に体外へ排出されてしまいます。
意味がない上に、飲み過ぎると食物繊維が多く含まれているのでお腹がゆるくなり下痢になってしまう可能性もあるので、規定の量を守って飲んでください。
青汁はいつ飲むのが便秘に効果的?
基本的に青汁は1日のどの時間帯に飲んでも良いものですが、目的別に飲むタイミングを変えることで青汁の効果を最大限に引き出すことができるのです。
便秘を解消したい方は、朝起きてすぐに飲むことをおすすめします。
朝起きてすぐ飲むのは寝ている間に失われた水分を補給する目的もありますが、腸の運動を活発にして便通を良くする働きもあるのです。
食事の前などに飲むことで、青汁に含まれている酵素のおかげで消化を促進し、排便しやすくなると言われていますよ。
腸内環境を整えるためには、継続して飲むことが大切なので、毎日できるだけ飲むようにしてくださいね。
妊娠中に青汁を飲むときに気をつけることは?
青汁を飲む時には、メーカーによってはカフェインが含まれているものがあるので、カフェインの摂りすぎに注意してください。
ご存知だと思いますが、妊娠中のカフェインの摂りすぎは胎児によくないと言われています。
【妊娠中のカフェインはどうしてダメなの?】
カフェインには、中枢神経を刺激して緊張させ、血管や心筋などの収縮をうながしたり、基礎代謝を活発にする働きがあります。
妊娠初期の胎盤が形成されるまでの間は、血管が収縮されることで、お腹が張り、流産のリスクがあります。
妊娠中期、後期、出産前後には、胎児の発育に影響を与える可能性があります。
妊娠中のカフェイン摂取目安は、100mg以内にするとほとんど問題ないといわれています。
コーヒーなら1杯程度なら大丈夫と言われています。
お茶などにもカフェインが含まれているのですが、青汁にも50mg以下ではありますがカフェインを含んでいるものがあるので、購入するときには、ノンカフェインの青汁を選ぶようにしてください。
妊婦におすすめの青汁をご紹介!
妊娠中の青汁を選ぶポイント
妊娠中でも飲める、ノンカフェインでおいしいと評判の青汁をいくつかご紹介します!
選ぶ時には何点か注意することもありますよ!
【妊娠中の青汁を選ぶポイント】
・国産、無農薬のもの
・カフェインの含まれていないもの
・おいしくて、続けて飲めるもの
青汁の中には、「中国産」のものがありますが、中国産のものには残留農薬などがあり健康被害の報告があると言われています。
無農薬をうたっているものもありますが、無農薬というのは農薬指定されている薬剤は使っていないということであって、農薬指定されていない薬剤を使っている可能性があるので、無農薬=安全とは言い切れません。
中国産であればなおさらその可能性もありそうですので、国産のものが安心して飲めますよ。
青汁は続けて飲むことで腸内環境が良くなりますので、まずくて続けられない、なんてことにならないように「飲みやすいタイプ」の青汁がオススメです。味で選ぶことはとても重要ですよ!
妊婦におすすめの青汁
日本薬健「金の青汁」
ノンカフェインで、美味しいと人気の青汁です!
安心の国産の原料のみで作られており、口コミ評価も高いですよ!
飲むと野菜を補給してるという満足感、味も美味しいので癒されます。
飲み始めてまだ、2週間ぐらいですが、お通じがよくなりました。そのお陰か肌荒れもよくなったような??
1ヶ月後の効果が楽しみです。引用:楽天
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金の青汁 純国産大麦若葉粉末100%青汁 3g×90包
ファンケル青汁「本搾り青汁 プレミアム」
飲みやすいという方が多いですが、少しクセがあるかもしれないので、少量からためしてみてください。
学農薬を一切使用せず、愛媛・長野・鹿児島県の契約農家でミネラル農法によって栽培された、国内産ケールを100%使用。
もちろんノンカフェインですよ!
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ファンケル 公式 本搾り青汁 プレミアム 30本入り
まとめ
いかがでしたか?
便秘になるとつらいので、便秘にならないように普段の食生活に気をつけるようにしてください。
青汁のスゴイ効果も分かって頂けたと思いますので、安心でおいしい青汁で便秘解消ができるといいですね!
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