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妊娠中のトラブル・病気

妊娠中に風邪をひいたら漢方薬は飲んでもいい?飲める漢方薬、服用の注意点は?

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私は去年10月に第一子となる女の子を出産しました。
現在9カ月になる娘、離乳食も三回食にはなったものの、まだまだおっぱいが必要で授乳をしています。
小さい子供がいると、自分の健康にも気を遣います。

妊娠中はいつも以上に体調管理には気をつけているものの、免疫力が低下していたり、妊娠による体質の変化や、今年の異常な暑さで体調を崩してしまうママさんや妊婦さんも多いのではないでしょうか。

私も妊娠中に風邪をひいてしまうことがあり、去年の妊娠中に風邪の症状ではなかったものの、便秘やむくみがあったとき、産婦人科で漢方薬を処方されました。

 

漢方薬は胎児への影響が少ないと聞きますが、実際のところはどうなのか、妊娠中でも飲んでも良いのか気になりますよね。
実際に私が妊娠中にいただいた漢方薬など、妊娠中の薬についてまとめたいと思います。




妊娠中に風邪薬は飲まない方が良い理由は?

妊娠中の薬の服用は、赤ちゃんの身体の形成に悪影響を及ぼし、奇形などになるリスクが高まります。

もちろん薬を服用したからと言って、必ずお腹の中の赤ちゃんに影響が出るわけではありません。

風邪薬の服用は胎児への影響を恐れて避けることが多いとされていますが、薬の服用をためらって、他の感染症にかかってしまうほうが大変なことになる場合だってあるのです。

だったら風邪薬を飲んでもいいの?と思ってしまいますよね。

 

しかし、服用する薬によっては赤ちゃんの臓器や手足、中枢神経などに悪影響を及ぼしたり、動脈管を収縮させる成分が含まれていることは間違いありません。

 

妊娠中に薬を飲むリスク!赤ちゃんへの影響は?

母体が薬を服用することで、お腹の中の赤ちゃんへどんなリスクがあるのかご存じですか?

 

薬の服用による赤ちゃんへのリスクは胎児の成長の時期によって様々です。

例えば、受精後〜一カ月の時期での服用であれば、母体が薬を服用しても受精卵には影響がないこともありますが流産してしまうこともあります。

妊娠を望んで計画的に妊活をしている人であれば、できるだけ薬の服用は避けておくのが望ましい時期です。

 

二カ月〜四カ月の時期での服用は、口蓋、臓器や手足への先天異常(奇形)、中枢神経への影響などがあります。

この時期は赤ちゃんの心臓部や脳など主要な器官ができる大事な時期であるため、妊娠中最も注意しておかなければならない期間です。

 

そして四カ月(安定期に入ってから)〜出産までは、胎児への毒性、発育異常、羊水減少などがあります。

この中期以降になると赤ちゃんの形成はほぼ完了し、発達への過程へと突入しているため奇形などの心配は減りますが、元気に生まれてくるための大事な発育段階であり、母体にも子宮収縮など早産に繋がるようなことへも影響を及ぼすことからまだまだ注意が必要な期間です。

 

 

では、どのような薬であれば妊娠中に服用できるのでしょうか?



妊娠中に風邪をひいた時には漢方薬ならOK!飲めるものは?

私が通っていた産婦人科では薬の処方は『漢方薬』でした。

 

実際に処方された漢方薬は、

  • むくみによる体重増加の際には「五苓散」
  • 便秘の際には「桂枝加勺薬湯」

が処方されました。

 

漢方薬とは?

漢方薬は、一般的に複数の生薬をあらかじめ組み合わせた方剤です。

生薬とは、主に草根木皮といった天然自然のものを用いた母体、胎児に優しいものです。

副作用も少なく妊娠中の方や授乳中の方に処方し、今に至るまで問題の報告はないようです。

 

また副作用の懸念があまりないことから、妊娠中のマイナートラブルを中心に処方されることが多いようです。

 

例えば、妊娠初期に多くの方が経験するつわりも、症状が重い方であれば症状を緩和するために漢方薬を処方された妊婦さんもいるのではないでしょうか。

そして今回のテーマでもある風邪の症状にも、漢方薬が処方されます。

 

風邪の中にも鼻水や咳、喉の痛みや頭痛、腹痛、下痢など様々な症状によって薬の種類も変わってくるかと思います。

風邪をひいてしまい薬を飲まないといけなくなり、自分を責めてしまう妊娠中の方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?

そんなときに安心して飲めるのが漢方薬です。

 

漢方薬は小さな子どもさんでも飲めるように、量や期間を守れば安心して飲めるお薬です。

ただ、小さな子から大人まで幅広い層に飲める一方で、漢方独特の匂いや舌触りがあり、苦くて飲みにくいですよね。

私もお湯で溶かして薄めて飲んでみたり、オブラートに包んでみたりと試行錯誤しました。

 

最近では、インターネットで、漢方を飲めない子どもさん向けのお料理を工夫するレシピなどもあるようです。

無理なくストレスなく、安心して飲めることが望ましいですね。

 

妊娠中に風邪をひいた時に飲める漢方薬

風邪をひいた時に妊娠中でも飲める漢方薬をいくつかご紹介します。

香蘇散…喉の痛み、だるさや頭痛の場合に処方されます。

桂枝湯…おもに発熱の場合に処方されます。

桂枝葛根湯…風邪の初期に見られる頭痛や肩こりの場合に処方されます。

小青竜湯…鼻水や咳、たんが出る場合に処方されます。

麦門冬湯…乾いた咳が続く場合に処方されます。

 

これらはあくまで一例ですので、病院で診察を受け処方された薬を飲むことが前提ですが、知識として頭に置いておけば、安心して漢方薬を飲むことができると思います。



妊娠中の風邪の時に飲まない方が良い漢方薬はある?漢方薬服用の注意点は?

漢方薬だからといって、どんな種類でも飲めるというわけではありません。

もちろん妊娠中の方には注意しなければならない漢方薬があります。

 

妊娠する前の体とはまったく変わり、赤ちゃんを育てているお母さんの体です。

服用により子宮収縮や陰血、子宮内膜の充血を引き起こしてしまう漢方薬もあります。

 

現在では妊婦さんへの副作用の報告はないそうなので安心であると考えられますが、それだけがすべてではありません。

長く投与を続けることは避け、症状が改善されないようであれば、早めにかかりつけのお医者さまに相談しましょう。

 

注意が必要な漢方薬をいくつかご紹介します。

  • センナ、アロエ、巴豆、三稜、大黄(子宮収縮)
  • 桃仁(子宮興奮)
  • 紅花(子宮筋緊張)
  • 附子(利水)

などがあげられています。

 

ですが一般的に、妊婦さんへ処方される漢方薬の中にこれらの生薬は通常入っていないと言われているそうです。

 

市販の漢方薬は使用してしていいの?

最近では、ドラッグストアなどでもいろんな種類の漢方薬が売られています。

手軽に購入できるので便利ですが、「薬」である以上は妊娠中に自己判断で購入して服用するのは危険です。

 

もし市販のものを買って飲む場合は、医師に相談するか、薬剤師の方に飲んでも良いものか相談してからにしましょう。

 

妊娠中に口にしたものは、何かしら体に作用するので食べ物や飲み物であっても注意が必要ですよ。

 

まとめ

私も妊娠中に産婦人科で処方された漢方薬を飲むのは少し抵抗がありました。

初めての妊娠で、体調管理は慎重に慎重にとなっていましたが薬を処方され、この薬本当に飲まないといけないの?と不安にもなりました。産婦人科で処方されてあるから大丈夫!と気持ちではわかっているものの、飲む前にはネットで検索もしましたし、薬の説明文を何度も読んだものです。

しかし、病院で処方される薬の処方は何らかの理由があるからであり、飲む必要があるからなんだと思い飲んでいました。

 

十月十日の妊娠中、何のトラブルもなく出産を終えることが理想的ではありますが、そんなすべてが上手くいくとは限りません。

何か心配なことがあれば、すぐにかかりつけの先生に相談し、薬を処方されても決して自己判断で飲み始めたり、飲み終えたりすることのないよう、適切な飲み方をしたいですね。

まだまだ暑い毎日ですが、妊婦のみなさまお身体に気をつけて、マタニティライフをお楽しみください。

 






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