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こんな時どうするの?

1歳の赤ちゃんが叫ぶのは病気?原因や対応は?

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赤ちゃんは成長するにつれて、自分の気持ちを伝えようと抑揚をつけたり大きさを変えて声で表現できるようになります。我が子の成長は親にとって嬉しいですよね。

私の息子は、1歳を過ぎた頃から声が大きくなって何か要求があると近くにいるのにかなり大きな声で叫ぶようになりました。

はじめは、「成長したな」と思っていただけでしたが、外出先でもご飯のときでも大きな声を出していたので、何かの病気?とすこし心配になりました。

そんなお子さんはきっと私の息子だけではないと思いますので、私が調べたことをまとめましたので参考にしてもらえれば嬉しいです。




1歳の赤ちゃんが叫ぶのはどんな時?

赤ちゃんが叫ぶのは何かを伝えている

小さい子どもでも、「あれがしたい」「これはいや」という感情はきちんともっています。

自分のできることや、やりたいことができているときには叫ぶことは少ないと思いますが、何かがきっかけでかんしゃくを起こし、感情を収めるために泣いたり、身体を動かしたりして、何とかしようとしています。

 

特に自己主張が激しい赤ちゃんは、自分がしたいと思ったことができなかったり、したくないのにしなければいけないことが出てきたりすると、言葉で伝えることができないのですぐに泣いたり叫んだりなどで表現するのです。

 

1歳の赤ちゃんが叫ぶのは珍しいことではない

1歳の赤ちゃんが叫んだり、大声で泣きわめいたりすることは珍しいことではないようです

実際に私の知り合いの赤ちゃんも1~2歳でよく叫んでいたという子どもがけっこういます。

 

言葉が話せるようになり、理解ができるようになってくるとだんだん叫ぶとや泣きわめくことも少なくなっていっていると言っていたので、自分の子どもだけと心配しなくても良いようです。

 

【聖心女子大学名誉教授 高橋惠子先生によるコメント】

自己を主張して思い通りにならないからと泣くのは、幼児には珍しいことではありません。
泣くしか意思を伝える手段がまだないためで、わがままな子だからとか、育て方がよくないから、と考える必要はありません。「うちの子だけがなぜ」と考えずに、発達上見られる普通のことであると明るく考えましょう。

このような傾向は、他人が自分とは異なる心を持っていることを理解し(したがって、気持ちを伝えようという意思が出てくるわけです)、また、言葉で気持ちを伝えられるようになる4、5歳までの幼児に広く見られることです。

引用:公益社会法人 母子衛生研究会

4~5歳までにはしっかり話をできるようになる子どもがほとんどなので、長いですが「いつか終わるもの」と思って関わってあげてください。

 



1歳の赤ちゃんが叫ぶ原因は?

赤ちゃんが大きな声で叫ぶのには、どんな原因があるのでしょうか?
赤ちゃんが叫ぶ原因は2つ考えられます。

①身体の不快さ
②思い通りにならないこと怒りや不満

が考えられます。

 

1歳の赤ちゃんは体の不快感でも叫ぶ

1歳の赤ちゃんはまだ言葉を離すことができません。大人なら言葉で不快感を伝えることができますが、赤ちゃんは言葉を十分覚えていないので、泣いて叫んだり、物を投げたり、叩いたりする「かんしゃく」というかたちで表現します。

お腹が空いている、お腹が痛いのにうんちが出ない、何だかしんどいなど、不快感を感じている時は、ちょっとしたきっかけでかんしゃくを起こす赤ちゃんもいるようです。

 

私の息子もお腹が空いている時には大声で叫びますが、ご飯を食べたとたんピタリと大声を出すことをやめます。ご飯の後も叫ぶことはないので、どういった時に叫ぶのか分かっていれば対応しやすいですね。

 

1歳の赤ちゃんは思い通りにならないと叫ぶことが多い

赤ちゃんは成長するにつれて脳が発達して自我が芽生えてきます。「自分」しっかり持つということは将来の自立への第一歩としてとても大切なことです。

1歳の赤ちゃんはハイハイをしたり、歩いたりできることも増えてきますし、自分の意思を持つようになると何にでもチャレンジしようとします。しかし、自我の発達に比べると、言語能力や運動能力の発達はゆっくりなので、「あれがしたい」「これが欲しい」と思っても、うまくできないことが多いものです。

 

自分がしたいことを思い通りにできなかったり、自分の意志が伝わらなかったりすると言葉の代わりに泣いたり、叫んだりして表現しているのです。泣き叫ぶのは親にとっては迷惑ですが、自分の意思が明確になっている成長の証だと考えてください。

 

親から「危ない」「まだ早い」などと制止されたり、おもちゃを取り上げられたりした時も、かんしゃくを起こしやすいものです。これも「やりたい」という思い通りにならないことが原因ですね。



1歳の赤ちゃんが叫ぶ時の対応は?

では、1歳の赤ちゃんが叫んだ時にはどのような対応をすればよいのでしょうか?

赤ちゃんの欲求を満たしてあげるだけでなく、「しつけ」としてどういったことをすればよいのかも迷うところだと思います。家庭によって教育方針などあるかもしれませんので、参考に読んでいただければと思います。

 

赤ちゃんの叫ぶ理由を考えて気持ちを理解する

まずは赤ちゃんが叫んでいる理由を考えてあげましょう。何か伝えたいことがあるから泣いたり、叫んだりしているので「○○が欲しかったの?」「○○しようか?」等々、子どもの気持ちをていねいに探ってあげてください。

それで気持ちが収まってくれば、次回からこうすれば良いということが分かるので、対応しやすくなりますね。

 

1歳児とはいえ人格を持った人間なので、「何をしたいのか、何を言いたいのか」が親でも理解できないことがあるのは当然だと思います。しかし1歳児は言葉は話せなくても、他人の言葉の受信はかなりできるようになってきています。

 

子どもが自分ではうまく言えなくても、大人が「○○したいの?」などと子どもの意思を子どもに代わって言葉で表現してみることで「あなたの気持ちをちゃんと聞いていますよ」ということを伝えてあげることが大切だと思いますよ。

 

赤ちゃんに叱ってばかりは悪影響

ずっと叫んでいる赤ちゃんには腹が立って怒っている方も多いでしょう。怒ると叱るは違います。
怒るのは腹が立った親の勝手な感情ですが、叱るにはしつけの意味が込められています。

 

教育だと思って叱っている方もいるかもしれませんが、1歳の赤ちゃんにきつく叱り続けることは悪影響もあると言われています。以下にきつく叱り続けることへの注意が書かれていました。

 

【白梅学園大学学長 汐見稔幸先生によるコメント】

この年齢の子に「正しい叱り方」をというご質問ですが、この年齢の子には悪気は一切ありませんので、叱っても仕方ないのです。きつく叱り続けると、第に自分は親に愛されてないのではないかと感じることが増えてきますから、心の深いところでの他者への信頼感が育ちにくくなります。これは自我形成上の問題になり、自信のない、あるいは他者への攻撃性を隠した大人になる可能性が強くなります。

ですから、この年齢では子どもに「○○したかったの?」と、その子の気持ちを探る会話をていねいに続けることが肝要になります。

引用:公益社会法人 母子衛生研究会

1歳でも親の表情や声の感じで「してはいけないこと」ということなどは感じるようですが、まだまだしっかりと理解するのには難しい年齢です。

子どもの主張ばかり聞いていては、しつけになりませんので叱ることは時には大切ですが、親の感情にまかせて強く叱り続けることはないように気をつけて下さい。

 

 

叫んでも無視はダメ!

赤ちゃんが叫んでいたり、泣いている時に無視をすることはやめましょう。
叫び続けていると放っておきたくなる気持ちも分かりますが、赤ちゃんが泣いたり叫んだりしているのには何らかの理由があります。無視され続けると、要求しても無駄なのだと子どもは失望し、無力感を強め、やがて自己主張することをやめてしまいます。これではせっかく発達してきた自己の芽を摘んでしまうことになります。

 

子どもの要求に耳を傾けることは、無理なことでも通してしまうということではありません。無理なことは、赤ちゃんが理解できなくても、なぜその事がダメなのかを説明してやることが大切です。詳しいことはわからなくても、「だめなんだな」ということは何となく通じるはずです。

泣き叫んでいるときには無理なので、抱っこをして泣き止ましてからどうして欲しかったか聞くようにするとよいと思います。

 

まとめ

・赤ちゃんが叫ぶのは、何らかの伝えたいことがあるからなので、しっかり気持ちを理解してあげましょう

・身体の不快感、思い通りにいかない時などに叫ぶことが多い。

・しつけも考え、全ての欲求を満たそうとしなくても良いが、無視し続けたり、叱りつづけることはやめましょう。

 

子どもによって個性があるので、どういった対応をするのか正解はありませんが、「ちゃんと聞いているからね」ということが赤ちゃんに伝わるように声をかけてあげるようにしてくだいね。

 






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