妊娠6ヶ月になるとほとんどの方が『胎動』を感じることができると思います。少しずつ胎動も強くなり、ママ以外の人もわかるようになりますよ!
妊娠6ヶ月はどのような体の変化があるのか、まとめました。
ママの体の変化
多くの人が胎動を実感!
この時期になると、ほとんどの方が胎動を感じることができ、赤ちゃんの位置がなんとなく分かるようになります。胎動を感じると、おなかの中で赤ちゃんが元気に育っている、という実感がより強くなると思います。
この頃になると、体が妊娠という状態に慣れてくるので、心身共に落ち着いてくる方が多いようです。
腰痛に注意
この頃の子宮の大きさは、大人の頭を少し上回るくらいになります。おなかが大きくなると体のバランスを崩しやすくなるので、転倒に気をつけてください。乳腺も発達してきて、乳房もますます大きくなりますよ。
妊娠によるホルモンの影響で骨盤の関節が緩くなり、関節にひずみを起こすため、妊娠中は腰痛や背中に痛みが出やすくなります。
最近では、腹帯に替わり、骨盤を支えるベルトがよく使われるようになりました。いろんなタイプのものが販売されているようなので、自分に合ったものを買って身につけてくださいね。
腰痛の症状がつらい時は、我慢をせず早めに担当医に相談しましょう。
足がつりやすくなります
重たくなった上半身を支えるため、足の筋肉に疲労がたまりやすくなり、こむら返り(ふくらはぎのつり)が起こることがあります。私はよく寝ている時になりました(^_^;)なった時は、慌てずに、つった方の足の親指をつかみ、おなか側に引っ張ると症状が緩和しますよ。
入浴の時にしっかり体を温めたり、体の疲れをためないようにリラックスしながら足のマッサージをしたり、予防していきましょう。
おなかの赤ちゃんの成長
赤ちゃんの大きさは?
妊娠6ヶ月(23週頃)の赤ちゃんの大きさは、
身長 約30㎝
体重 約700g(メロン1個くらい)
消化器、泌尿器などの臓器の機能がより成熟そ、体の細部が発達していきます。骨がますますしっかりして、体の末端まで筋肉がついてくるので、大きく体を動かす運動もするようになります。
聴覚も発達してくるので、おなかの中から外の音を聞いていますよ。おなかの赤ちゃんが動いている時には話しかけてあげてくださいね。
顔立ちもはっきりとしてくるので、エコーの時には可愛い顔が見られるかもしれないですね。
妊娠20週
20週以降のエコーでは、赤ちゃんが大きくなって体全体が写らなくなり、体の部位のアップが多くなります。赤ちゃんは、上下まぶたの区別がつき、表情がより分かりやすくなります。
妊娠21週
心臓などの臓器が成熟し、エコーで心臓が4つの部屋に分かれているものが見えることも。体の細部の発達が進むので、手足の動きもなめらかになってきます。
妊娠22週
赤ちゃんが大きくなってきたので、エコーでは上半身、下半身と半分ずつしか全体を見ることができなくなります。鼻の骨など部位が成長してきて、顔立ちがはっきりしてきますよ。
妊娠23週
外性器の違いが現れるのは15週頃ですが、エコーではっきり確認できるのは25週以降になります。赤ちゃんは羊水の中をぐるぐる回っているので、体位によっては性別が分かることがあります。男の子はおちんちんがついているのでの、分かりやすいようですね(^ ^)
おなかの赤ちゃんがますます大きくなってきて胎動も感じられ、愛おしさが増す頃だと思います。赤ちゃんが動いている時には、ぜひパパと一緒に胎動を感じて赤ちゃんが元気に育っていることを実感してみてください。